ターゲットに設定するキーワードはお客様の会社が取り扱う商品に関するもの。ただし、社名や商品名を含まない一般名詞であるため、検索件数が非常に多いビッグワードです。Google での検索件数は約 13,700,000 件。月間平均検索ボリュームは 1万~10万、競合性は「高」です。
お客様のご依頼は、Google の検索結果において会社のホームページを少なくとも 1 ページ目(10 位以内)には表示させたいという内容。ご相談の時点において、ターゲットワードでの掲載順位は 20 位周辺でした。
リード指標としてはホームページへの「流入数」と、ホームページに設置したコンタクトフォームからの「お問い合わせ件数」を採用しました。ご相談の時点において、ホームページの月間ページビューは約 20,000 ビュー、月間ユーザー数は約 6,000 人、月間お問い合わせ件数は約 20 件でした。
施策開始後、2 カ月ほどでターゲットキーワードの掲載順位が上昇し始めました。3 カ月目には 3 位以上で安定するようになり、その後に 1 位を獲得しました。
ターゲットキーワードだけでなく、その関連ワードや派生ワードの掲載順位も上昇しました。それらのワード経由の流入も増加しています。
商品に対してユーザーは何を欲しており、何を不満に思っているのか。どのような領域において新たにニーズを開拓できる余地が残されているのか。どのような情報をコンテンツとして提供すれば効率的な集客ができるのか。こうした様々な情報をキーワード分析を通じて明らかにしました。
キーワード調査と競合ホームページ分析の内容をもとに、効果的と思われる題材から優先的に、コンテンツを執筆・制作しました。その際、商品や業界、関連法規に関する調査と学習を行いました。出来上がったコンテンツは、お客様からの内容チェックを受けた上で、ホームページに掲載します。
それぞれのページの見出しタグやタイトルタグの見直し、メタ情報タグの記述、キーワードの設定、画像への代替テキストの追加などを行いました。また、schema.org の仕様にもとづいてホームページを構造化しました。付与した情報は会社情報やパンくずリスト、ナビゲーションなどです。
画像の数や画質の最適化、Web フォントの最適化、LazyLoad の導入などを通じてページ速度の改善を行いました。また、Googlebot がホームページの一部を認識できていなかったため、ソースコードを修正しました。